断食修行から帰ってきました。出発前、朝自宅で計測した体重62.4kg。
<準備するもの>
6000円ぴったり準備する断食修行費用
書籍類は仏教関連のみ
日用品(歯ブラシ、タオル、洗面用具など)
着替え(気温に注意、部屋は夏は暑くて冬は寒い)
見苦しくない格好で、とのこと。他に傘とボールペン黒
事前に食事を少しずつ減らしておいたほうがいいとのこと。
<持ってきてはいけないもの>
飲料(水もだめ)、薬、スマホなどデジタル機器
デジタルデトックスができます。
<1日目>
朝は水だけ飲んで出発。しかし駅まで歩く途中に虫が口の中に飛び込んだようで突然むせてしまい、自動販売機で水を購入。これも持ち込めないので、クリニックに着くまでに飲まなくてはならない。
自宅からGoogleで調べた地図を簡単にメモを取って出発。スマホがない移動が、新鮮。今時、地図を紙に描き写して出発なんて!
京成成田を降りて歩くが、地図を描き写したお陰で完全に頭に入っており、メモは開かずにクリニック到着。まずクリニックで簡単な検査、検尿と血圧を測り聴診器で診て、終わり。これで3330円。検尿の結果は何も聞かされず。良い商売だ。。。当日は他に女性2名が断食目的の受診をしていた。
新勝寺に入ると、若干場所に迷う。
到着して説明を受ける。予約の電話で厳しめに持ち物を説明していた同じおじさまだと声でわかった。高圧的だが悪い感じもしない。修行だし。
「目覚まし時計は持って来ましたか?」と言われた。みんなきょとんとしている。予約時に説明はなかったが。。。「あれ、あなたのそれでできないの?」と私のEPSONのGPSウォッチを指差された。操作してみたらアラーム機能があった。「でしょう、できますよ」と得意げなおじさま(笑)。でもできればちゃんと先に教えてほしい。
結局、目覚まし時計は部屋にひとつあるので事なきを得る。その後に入った人も目覚まし時計は持ってきてなかった。
男子道場は先客が1名。6泊7日の強者で、6日目。沖縄に移住をしている人らしく、今回2回目の修行らしい。早速仏教図書館や毎日のルーチンなどを教えてもらう。お名前聞いたが、速攻忘れてしまった。もうしわけない。
断食中は、以下がルーチン。それ以外は自由。
5時半の健康チェック(水を何杯飲んだかの記録表に印鑑をもらう)
5時50分 本堂での御護摩行に参加
15時 勤行
以上。その後門限18時、22時消灯。
部屋は6畳間が3つつなげてあり、間にふすまはない。1962年の築で、昔ながらの木造建築。板張り廊下(きしむ)、障子張り(ところどころ敗れている)、洗面は懐かしい小さな丸いタイルが並んだもの。まるでおじいちゃんの家に遊びに来たみたいだ。昔の親戚の家を思い出す。布団はせんべい布団。これは最後まで悩まされた。腰や背中が痛くて寝付けない。。。
しかし唯一トイレが最新、大のほうは洗浄便座つきです。しかしあまり用はないのですが。何せ水しか飲まないので。。。
つづく